岩手県の神社仏閣と言えば中尊寺が有名です。
一度は行ってみたいと思っていたの平泉へ。
平泉を巡り、泊まるところ花巻にしたので花巻も観光してきました。
一関市、花巻市の観光したところを紹介していきたいと思います。
岩手旅行のスケジュール

今回は花巻の愛隣館に宿泊する1泊2日のスケジュールです。
一関を通って北上していこうと思ったので鳴子の紅葉を見ながら行くことにしました。
鳴子を超え、少し山道を行きながら一関へ

鳴子は少し紅葉が終わり始めていていましたが、駐車場はまあまあ混んでいました。
今回は寄らず車から鳴子の紅葉を見て岩手に向かいます。
途中山道に入って一関に向かったので、少し熊が心配でしたが会わずに行けました。
一関市平泉町に到着
平泉町に近づいてくると普段見るお店のカラーが違うことに気づきました。
景観を守っているからだと思いますが、茶色と白と黒のセブンイレブンや日産を見ることは珍しいかったです。
毛越寺
拝観時間/午前8時30分~午後5時
※11月5日~3月4日は午前8時30分~午後4時30分
| 個人 | 団体(30人以上) | 団体(100人以上) | |
|---|---|---|---|
| 大人 | 700円 | 630円 | 560円 |
| 高校生 | 400円 | 360円 | 320円 |
| 小・中学生 | 200円 | 180円 | 160円 |
こちらの拝観料は2025年11月現在のものなのでご了承ください。

毛越寺の駐車場に着くともみじが綺麗な赤になっていました。
お昼前に着いたんですが、まだまだ駐車場は空きがありました。


平泉町は中尊寺のイメージが強いので寺が多いのかなと思いましたが、サファリパークもあるみたい。
今回は行きませんでしたが、次回行ってみようと思います。

毛越寺の入り口から平泉駅方面

こちらが毛越寺の入り口です。
入るときは小さいほうの入り口のところにあるところで拝観券を買います。
一人700円で団体になると30人以上で630円、100人以上で560円で割引になるようです。

入り口から左手にある宝物館
毛越寺に伝わる巻物や仏像などが展示されていました。
中は撮影がダメなので目で覚えていくしかないです。

宝物館を出て順路通り進んでいくとだんだん本堂が見えてきました。

昔はこのようになっていたようです。
ただ自分がどこにいるのかわかりませんでした(笑)

こちらが本堂
大きく存在感があり、綺麗でした。

参拝を済ませて、庭園内を歩きます。
真ん中に池があり、ぐるっと一周することができます。

道も整備されているので歩きやすいです。
そして庭園の木たちがちょうど紅葉で綺麗に色づいていました。

何か所か写真のように白いものが立っていました。
昔はこちらに建物が建っていたようです。

こちらが毛越寺で一番綺麗だと思ったもみじです。
グラデーションになっていて日が差すと色が濃く見えます。

賽銭を入れて鐘がつけるようです。
自分もそうですがなかなか叩くことができません。

対岸から全体を見渡すとかなり広いのがわかります。
天気がいいと池に反射するので、これもいいです。

ゆっくり回って30分ほどで1周できました。
紅葉の時期に散歩もいいです。

そのまま毛越寺をでて平泉駅まで歩いてみました。
思ったより近く、駅までの街並みは町民の方がしっかり守られているようで景観が整っていました。

毛越寺のことを調べているとガンダムのマンホールがあるようで。
毛越寺の近くにはズゴックのマンホールがありました。

ガンダムのマンホールは道の駅平泉の近くにありました。
2枚だけですがコンプリートです。
毛越寺の御朱印と御守り

御朱印


義経勝守
表に源義経、裏に毛越寺が刺繍された御守りです。

瓢箪御守
中尊寺

毛越寺から車で3分ほどのところにある中尊寺。

第一駐車場はちょっと混んでいたので第二駐車場に向かいましたが道を間違え、一度Uターンしてきました。

毛越寺と比べると人が多いです。
そして外人さんの割合が多いように感じました。

結構な坂ですがどんどん上っていきます。

中尊寺はお堂がたくさんあり、全部で15か所ほどあります。
それぞれに特色があるので、じっくり見ていきます。

こちらは地蔵堂
上がってくると1番最初に見えてきます。
こちらでも御守りを買うことができますが、先にも何か所か買うところがあるので安心してください。

中尊寺は紅葉が進んでいて、奥に進んでいくのも楽しいです。

薬師堂。

こちらが本堂になります。
中尊寺の敷地の真ん中にあります。

今回は菊まつりがやっていました。
近隣の方が作った菊が展示されていて、50mほどの長さがあるので見ごたえもあります。

峯薬師堂です。
こちらは動物と目の参拝ができます。

金色堂。
こちらは撮影できなく、奥に見える建物の中に金色堂があります。
拝観料をこちらより左手側にある讃衡蔵で買います。
| 大人 | 高校生 | 中学生 | 小学生 |
|---|---|---|---|
| 1000円 | 700円 | 500円 | 300円 |

金色堂の出口に写真を撮るスペースがあります。

大長寿院。

弁財天堂。

紅葉を見ながら駐車場に向かいます。
中尊寺の御朱印と御守り


大日堂 御守
表の刺繍がすごく綺麗だったので。

七福神守
小さな七福神たちが輪になっている御守りです。
1人1人の神様たちがかわいくて、いろいろなご加護を受けることができそう。


金色堂守
初穂料:1500円
こちらは心願成就の御守りです。
他にも色によって願いが変わり、他に4色あります。
1日目が終わり、愛隣館へ
中尊寺の参拝をして、今日の宿に向かいます。
花巻にある「結びの宿 愛隣館」
花巻温泉郷の割と奥側に位置しています。
行く道は街灯少な目でちょっと熊も出そうな雰囲気なので、あまり飛ばさないで行った方が良さそうです。
温泉街に入ると一気に明るくなっていくので走りやすくなっていきます。
宿に着くと宿の方が出迎えてくれて駐車場の案内をしてくれます。
日帰り温泉もあるようで近くの駐車場は結構混んでいました。
近くの第4駐車場に停めましたがバスで迎えに来てくれるので、安心です。

広くて和室ながらベットだったので落ち着ける雰囲気です。
お風呂は時間帯で変わるところが1つと男女それぞれに温泉がありました。
夕食、朝食はバイキング形式で花巻の名物もあり、おなかいっぱい食べることができました。

次の日はあいにくの雨ですが、紅葉が綺麗だったのでラウンジから撮りました。
夜もライトアップされていて、夜の紅葉も楽しむことができます。
ちなみにですがGoogleの口コミを見ると駅前などに行くより愛隣館のお土産の方が品ぞろえがいいと記載されていました。
実際に品ぞろえがよく、愛隣館のお土産も売っていながら花巻の名物もたくさん売っているのでおススメです。
2日目は花巻を巡ってみる
愛隣館から町の方に向かってみました。
最初の行先は行ってみたかったマルカンビルです。
どうやら食堂がすごいようなので行ってきました。
マルカンビル
11時からということで10時45分くらいにマルカンビルの駐車場に入りました。
ちょいちょい車はあってみんなが動き出したので、自分たちもみんなについていきマルカンビルに入りました。

食堂が6階なのでエレベーターで向かいました。
ドアが開くとすでに20人ほどが並んでいました。

一度閉店した時の写真が飾ってあり、人気だったことがわかります。

メニュー表も壁に掛けてあるので待ちながら、選ぶこともできます。
見た感じ結構多そうです。

この組み合わせは?
と思いましたが、こちらの頼み方しかできないわけではないので安心してください。

そんな中選んだのがソフトクリームです。
値段は370円。
大きいので食べ応えがあります。
続々人はきますが、食事できるスペースは広いのでよほど人が来ないと座れないということはなさそうです。
宮沢賢治記念館

マルカンビルから車で10分くらいのところにある宮沢賢治記念館
駐車場に着くと注文の多い料理店の山猫軒が見えました。
宮沢賢治の絵本で1番好きなのが注文の多い料理店で絵が独特でちょっと怖いところが好き。

中はご飯を食べるところとお土産が売っているところがありました。
注文の多い料理店にちなんだお土産と花巻のものも売っています。

駐車場から記念館に向かいます。
岩手でも熊が出るので気を付けながら行きます。
絵もなんだかかわいいです。

入り口では童話「猫の事務所」の猫がお出迎えしてくれます。

ふくろうの像もありました。
クリスタルっぽくてカッコいいです。

こちらは「よだかの星」のオブジェです。
令和7年10月4日から令和8年2月15日まで記念館で宮沢賢治の直筆のよだかの星を見ることができます。
僕は童話の宮沢賢治しか知りませんでしたが、音楽や絵などいろいろなものに興味があったようです。
知らなかったことが知れるのは楽しいです。
北上市でポケモンの公園を見つける
行きとは違う道で帰っているとなんだか見覚えのあるものが。

僕はポケモン第一世代なのでイワークが懐かしい。
結構な大きさなので子供たちは楽しいだろうなと思いながら見ていました。

多分ポケモンだろうと思いますが名前がわかりません。

イシツブテは知っています。
なかなかいい使い方です。

ピカチュウはみんな知っているので絶対いますよね。
休みの日の昼過ぎくらいですが人はあまりいなかったので穴場かもしれません。
歩いて5分ほどのところにレストハウスがあり、そちらでグッズも売っているのでイシツブテが好きな人は見に行ってみてください。

中には入れませんでしたがSLもありました。
子供を連れてくるにはいいところです。
一関を通り、達谷窟毘沙門堂へ

岩手の神社を探しているときに見つけた「達谷窟毘沙門堂」

ちょっと中国感も感じる雰囲気です。

奥に進んでいきます。

毘沙門堂
岩と一体化していてどのように建てたのかと思いました。

一番奥に行くと岩に顔が彫られていました。
10mくらい上なので彫るのも大変だと思います。

樹齢500年のおっこうという木。
500年の木は初めて見たと思います。

建物が赤いので紅葉した木々が映えます。
岩手最後の目的地「厳美渓」

有名な厳美渓へ。

橋を渡るとお土産屋さんがあり、その奥に駐車場があります。
駐車場は300円で住宅があるので、そちらに住んでる方に払います。

ちょっと足元がごとごとしているので気を付けてください。

一直線に見える岸壁と川がいいです。

川を挟んで上流側
下流側より開けて見えるので上流側の方が写真映りはいいです。
もっと上流側に行くとつり橋もあります。
岩手観光まとめ
平泉町に入り、毛越寺から始まった岩手旅。
町全体が景観を崩さないようにしているので、全体的にのんびり観光できました。
毛越寺も中尊寺も敷地の紅葉が綺麗で、秋の神社巡りは改めていいと思いました。
今回宿泊した愛隣館もすごく良くてまた泊まりたいと思う旅館です。
花巻の街並みは所々閉まっているところもありましたが、マルカンビルが賑わっているので活気があるなと思いました。
小学生以来読んでいなかった宮沢賢治の話も記念館に行くとまた読んでみたいと思わせてくれて、読んだことのなかったよだかの星も読んでみようと思います。
ちなみに山形に帰ってきてから「注文の多い料理店」を探し始め、買ってみたので再度読むのが楽しみです。
帰る途中で見つけたイシツブテの公園はそこまで混んでないのでポケモン好きなお子さんがいるなら1度は行ってみてもいいと思います。
どこか中国っぽさを感じる達谷窟毘沙門堂は岩の中にお堂があるという幻想のよような雰囲気が魅力です。
運も上がりそうで参拝したのでこれからが楽しみです。
初めて知った厳美渓でしたがよく写真で見るような絶景でした。
紅葉していたので岩との色の差がでて良く見えます。
川沿いには桜が咲くようなので花見の季節に来てみたいです。
今回岩手県にきて自然が多く、ゆっくり観光できるところだなと思いました。
岩手県は縦にも横にも大きく、下半分くらいは巡りましたが上半分はまたの機会にしようと思います。

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